「最初だけ2万・初回に2万」の簡単FAQ

「最初だけ2万・初回だけ2万」を要求する女性は何者？

「最初だけ2万」を要求してくる女性は、援交目的の女を仲介する援デリ業者である。

最初だけ2万」払えば何度も会える？

援デリ業者のただの誘い文句であり、お金を払っても継続して会えることはない。「2度目以降はお金はいらない」「最初だけ助けて」などと言われても騙されないようにしよう。

業者の割合が少ない出会い系は？

会員数が多く援デリ業者の疑いがある会員を即退会処分にしている出会い系がおすすめ。
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「最初だけ2万円」をお願いする女

出会い系では、女性と会う条件として「最初だけ2万円預けてください」「初回に2万円だけお願いします。」のように金銭の要求をされることが少なくない。女性と連絡先の交換を済ませてあとは日程を決めるだけ、という段階でお金の要求されてしまい戸惑う方も多いはずだ。

「最初だけ2万・初回だけ2万」というワードは次のような内容で送られてくることが多い。

このようにバリエーションはいろいろだが、どれも腑に落ちない理由をつけて「2万円」を要求し、継続して会えるかのようにアプローチしてくる。

「最初だけ」と聞くと、男性は「最初に会う時は2万かかるけど2回目以降はタダでセフレ関係が続けられる」と考える。一度だけ2万円を援助すれば手っ取り早く女性とセックスできるし、継続的にエッチできるなら悪くないと、そのお願いに応じてしまう人も多い。

しかし、現実はそう甘くはない。残念ながらその女性と会えるのは1回きりでそれ以降会えることはなく、2万円が返ってくることはない。

最初に2万を要求する女は援デリ業者

最初に2万を要求する女性の正体は、普通の女性会員ではなく援デリ業者と呼ばれる違法なデリヘル組織で、「最初だけ2万」は援デリ業者が出会い系で男性会員と交渉するために使われている定番の誘い文句である。

女性は個人的に男性と会っているわけではなく援デリ業者が管理しているため、1度会えば連絡がとれなくなり、それ以降は無料でセックスどころか会うこともできない。

出会い系で知り合った女性からこのようなアプローチを受けたら援デリ業者と判断して良い。

出会い系で男を騙す援デリ業者とは

出会い系で男性客を集めて売春の斡旋をする業者を援デリ業者と言う。業者とはいっても無許可で運営されている違法な裏風俗で「裏デリ」と呼ばれることもある。

許可を得て運営されているデリバリーヘルスでは、運営業者が女性をスタッフとして管理・サポートし、性病のチェックや女性を危険から守るような体制がとられているが、援デリ業者は、出会い系で男性と約束を取り付け、女性を派遣し、儲けから手数料を受け取っているだけである。

つまり、女性から手数料を受け取ることだけが目的で、女性の管理や顧客の満足度などは一切考えておらず、男性を騙してでも女性と出会わせようとする。

援デリ女と出会うことの危険性

実際に2万円でセックスできるなら、たとえ女性が援デリ業者だとしも問題なさそうにも思えるが、同様の営業形態であるデリヘルと援デリとは似て非なるものだ。

援デリ業者は違法行為もいとわない悪質な組織であるためトラブルや犯罪に巻き込まれるリスクがある。また一般のデリヘルと比べ女性の容姿やサービスの質が非常に低い。

援デリの危険性とおすすめできない理由をまとめると次のようになる。

●援デリ業者は違法な組織である

援デリ業者は無許可で運営されているうえに、売春を勧誘・斡旋することがそもそも違法である。

次の記事のように実際に援デリ業者が逮捕されることも多い。

犯罪収益の一部と知りながら売春行為の売上金を受け取ったとして、大阪府警少年課などは９日、組織犯罪処罰法違反（犯罪収益等収受）容疑で、指定暴力団神戸山口組系幹部を逮捕した。「金を借りただけ」などと容疑を否認している。

逮捕容疑は、平成２７年９月、大阪府内のホテルで高校１年の女子生徒＝当時（１５）＝に売春させて得た売上金数万円を、出会い系サイトなどを通じて少女らを派遣する援助交際デリバリー（通称・援デリ）経営者の男を通じて受け取ったとしている。

●トラブルや犯罪に巻き込まれるリスク

援デリの運営には暴力団や反グレ集団などの組織が関わっていることが多く、また派遣されてくる女性も人格や素行に問題があることが多いので、トラブルや犯罪に巻き込まれやすい。

●プロフィールの内容や写真は嘘

プロフィールの内容や掲載写真が魅力的だと、たとえ2万円を要求されても会ってみたくなるものだ。まれに芸能人やモデルのような女性の写真が掲載されていることもあるが、このレベルの女性なら少しくらいの出費は仕方ないと考えるのが男心である。

しかし、実際はプロフィールとはかけ離れた女性が来ることが多く、写真の女性本人と会えることはない。

●女性から性病（性感染症）をうつされる

最近、梅毒患者の急増がニュースでも盛んに報道されているが、援デリのような風俗利用者による感染が原因のひとつとなっている。

特に援デリの女性は、不特定多数の男性と性行為をしているにも関わらず、管理者から性病検査を義務付けられていないためクラミジア・梅毒などの性病に感染していることが多い。

普通の風俗よりも性病リスクが格段に高い援デリ女性と性行為をすることは、自分自身やパートナーの健康を守るためにも避けるべきである。

●児童買春で逮捕される危険性

援デリは18歳未満の児童が派遣されてくることも少なくない。

たとえ18歳未満と知らずに関係を持ったとしても、児童買春の容疑者として逮捕されることもある。

●女性の質が低い

デリヘルとは違い、女性は接客やサービスなどの教育はされておらず仕事という意識が薄い。

手早く済ますためにホテルに直行し、簡単な行為のみで終わらせてさっさと帰ってしまうため、コストパフォーマンスは非常に低い。

援デリ業者については、こちらの記事で詳しく解説しているので参照して欲しい。
援デリ業者の危険性と見分け方

援デリと割り切り女性との違い

援デリ女性と個人で援交やパパ活を行う女性は、どちらも対価を得て男性と性的な行為をすることに変わりはないが、男性との交渉の仕方に違いがあるので見分けることは難しくない。

●金額交渉

• 援デリ…一方的に金額を指定される。2万円を指定されることが多い。「最初だけ2万」とアプローチされることが多い。
• 個人…1万5千～2万円ホテル代別(ホ別苺、ホ別2)が多い。男性側の条件・希望をもとに交渉できることもある。

●待ち合わせ場所

• 援デリ…一方的に場所を指定される。男性側の希望は却下される。
• 個人…場所は相談して決めることができる。

●デートや食事

• 援デリ…ホテルに直行直帰。食事やデートの交渉をしても拒否される。
• 個人…食事やデートは交渉しだいで可。

●継続して会えるか

• 援デリ…最初に2万円払えば継続して会えると言われるが、実際に会えるのは一回きり。
• 個人…交渉しだいで継続して会うことも可。

以上のように、個人で売春をしている女性は交渉しだいで融通がきくことも多いが、援デリは交渉できる余地がまったくない。

援デリ業者が少ない出会い系

出会い系には「最初に2万」を要求する援デリ業者が多いことは先にも書いたが、それは悪質な出会い系だけでなく人気のある優良な出会い系でも同じだ。

とはいえ援デリに遭遇する機会を減らすためにも、できるだけ業者の割合が少ない出会い系を選びたい。

業者の割合が少ない出会い系選びは、次のような点がポイントとなる。

• アダルト色が強くない出会い系
• 悪質会員をすぐに利用停止にできる優れたサポート体制
• 会員数が多い

これらを満たす出会い系としては、ワクワクメールやハッピーメールが挙げられる。もちろん援デリ業者と遭遇することはあるが、それ以上にお金を要求しない普通の人妻、OL会員の割合が非常に多いので、割り切り目的の女性に2万円を払わなくても良い出会いが必ず見つかるはずだ。